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拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さてこのたび、少年院・刑務所等専用求人誌『Chance! !Vol.8冬号』を発刊いたしました。応募総数は延べ274名で、採用内定となった方は52名となりました。うち出院・出所して就労を開始した方が21名、この中で残念ながら退社された方が11名、残り20名の方が社会に出るのを待っている状況です。

4年前に少年院から身元引受をして一緒に暮らしていた娘のような存在の女の子が、9月に2人目のこどもを生みました。シングルマザーで生活保護を受けながらの出産に、私が立ち会わせてもらいました。出産経験がない私には初めてのことばかりで、「うおお!!人間出てきたああああ!!」「電話線みたいなのも出てきたああああ!!」「せんせい!!痛がってるから早く、早く縫ってあげてえええええ!!」という感じで、感動もへったくれもありませんでしたが、こんな経験をさせてくれて本当にありがとうねという気持ちでした。この4年間、私なりに彼女とぶつかり合いながら向き合い、境界線を引きながら支えてきましたが、出産に立ち会えたことで絆が強くなったように感じます。

その一方で10月に、少年院を出て頑張っていたある男の子が亡くなりました。亡くなる2日前、私は彼のことがなんとなく気になっていたにもかかわらず、彼に声をかけていませんでした。心から後悔しましたが、後の祭りです。彼のために最後にできることとして、彼の死化粧と納棺をさせて頂きました。電車の飛び込みの納棺をするのは初めての経験で、決して良い出来ではありませんでしたが、眠っているように安らかな顔になった彼にごめんねと、そして、こんな経験をさせてくれて本当にありがとうねと心から言いました。

生きる力が強い人と弱い人がいて、生きる力が弱い人は仕方がないのだと思います。すべては本人の意思と選択。けれども、本人が「自分は自分の人生を切り拓くことができる」と信じることができたら、人生は変わります。周りの人間にできることはそれを勇気づけ、本人が失敗したときにそこからどのような学びを得るか、それだけではないかと思います。学ばせて頂けたことに感謝し、この先この学びが誰かの笑顔に繋がるよう、前進してまいります。

 今後とも何卒ご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 敬具

2019年11月17日
株式会社ヒューマン・コメディ
代表取締役 三宅晶子

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このお知らせの著者

三宅 晶子

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